top > 上海警察の白バイ
中国上海の警察では、suzuki製の白バイ(交通取締用自動二輪車、Police Motorcycle)が使用されています。中国国家を守る公式機関に、日本製のバイクが採用されるのは、日本メーカーが中国で十分に信用されている証ではないでしょうか。
中国の上海でも、警察のバイク、俗に言う「白バイ」を見かけます。
しかも、その白バイは、日本メーカー、suzuki製のバイクです。
はじめて見たときは、あまりのカッコよさに見とれてしまいました。
しかも、それが日本製のsuzukiのバイクだと知ったときには、驚きを通り越して、感動すら覚えました。
警察を意味する中国語の「公安」という文字がなんともいえず、凛々しいです。
上の写真にも、ちゃんと「SUZUKI」のロゴが入っています。
この写真は、バイク中央の型番と見られるものを拡大してみたところです。
中国のすべての警察バイクがsuzuki製かどうかは分かりません。
日本では、スズキをはじめ、ヤマハやホンダ、かつてはカワサキ製の白バイもあったようです。
写真を撮った近くにも、似たようなバイクがありました。
奥の2台は、警察のバイクと見られますが、手前の2台も警察用バイクなのかは不明です。
しかし、中国国家を守る交通警察の取締用自動二輪に日本メーカーのバイクが使用されていることは、
日本人として、とても誇りに思えます。
それだけ、日本メーカーの製品に信頼がある証ではないでしょうか。
ところで、閑話休題ですが、
ブランドと聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?
エルメスやヴィトン、プラダ、ティファニー、クリスチャンディオールなど、
海外ブランドを思い浮かべる人が、ほとんどではないでしょうか。
しかし、海外に行くと、各国によってブランドイメージは異なっています。
中国とて例外ではありません。
中国では、日本の製品こそが、立派な日本ブランドなんです!
細かい作業を得意とし、完璧主義の日本人気質が生んだ製品は、中国でも絶大な人気を博しています。
車ではトヨタや日産、テレビやAV機器ではPanasonicやSony、Sharp、またゲーム機の任天堂、
化粧品では資生堂などが日本ブランドとして確立しています。
他にもあげたらキリがないほどです。
しごく当たり前のことですが、日本に住んでいると、まず日本メーカーの商品を買うことを考えます。
そして、家の中でも、日本メーカーの商品に囲まれ、生活していますが、
海外では、日本メーカーの製品に囲まれて生活できるのは、
一部の富裕層に限られているのではないでしょうか。
国内にいると当たり前のことが、海外に行くと、とても恵まれていたことに気づくものです。
そんなことを、上海の白バイから感じた次第です。
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